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【校長ブログVol.70】櫛の日

本日9月4日は、はい、そうです!9(く)4(し)で櫛の日です!(前号でお伝えした第12回ななサポまつりの紹介の予定でしたが、予定を変更しました。すみません。)

美容週間実行委員会が「くしの日」を“お客様へ美容をより深くご理解いただくための日”として、この9月4日を中心にさまざまなイベントを開催しています。

本日は、東京目黒の大鳥神社にて祈願祭と櫛塚祭典が執り行われますね。
大鳥神社境内社殿の右側に建立された「櫛塚」は、女性の生命であるといわれる髪の美しさが永遠であることを願い、髪をとかす櫛に感謝する為に全国美容週間実行委員会により奉納されたとのことです。
私はまだ大鳥神社に行ったことがないので、今年度中には訪れてみたいと思います。

さて、ここで私の櫛に関するエピソードを紹介したいと思います。

それは、美容師の端くれの私は、さほど使用する美容道具や器具について、こだわりはないのですが、光っているものは、いつまでも輝いているように、壊れやすい物は、特に気を遣い壊さないようにと大切に扱うことを心掛けています。

私が使用している多くの美容道具のなかでも、櫛だけにはこだわりがあり、20歳から今でも大切に使用し続けております。
その櫛は、当時勤めていたサロンで教育、ご指導くださった、村山幸久さん(現在、三重県伊勢市御薗町にあるオウン(own)オーナー、スタイリストとして活躍中)に憧れ、いつかは村山さんと同じぐらい素敵なスタイリストになりたくて、購入したものです。(ハサミなどは高価すぎて同じものを購入できませんでした。)
お恥ずかしながら、その頃は村山さんと同じものを使用し、トレーニングに励めば、村山さんになれると思っていました。

その後、多くのご指導をいただいたおかげで、念願のスタイリストになれた時にはとても嬉しかったことを覚えています。
その櫛とともに、多くのお客様の髪を整え喜んでいただいたことや、技量不足で失敗しお客様にご迷惑をおかけしてしまったこと、自分の不注意で櫛を傷つけてしまった傷跡もあります。私の美容人生の中で一番苦楽を共にした相棒が櫛なのです。
今でも村山さんの足元にも及ばない私ですが、その当時の気持ちを一生忘れたくないという思いがあります。

まだまだ未熟な私ですが、技術向上に励み、これからも大切にこの櫛を使い続けます。
そして少しでも村山さんに近づけるように努力したいと思っています。
櫛の日に、生徒たちにもこれから多くの美容エピソードを作って欲しいと思いつつ本日のブログを書きました。

※第12回ななサポまつりに本校では、会場を越谷ツインシティBシティ5階市民活動支援センター入口付近にて10:00~「親子ヘアアレンジ教室」を開催します!
材料費として300円のご負担をいただきますが、素敵なデザインをレクチャーさせていただきます。
是非、皆さまのご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

2025 SCHOOL GUIDE WEB上で埼玉東萌美容専門学校のパンフレットをご覧いただけます。
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